吉本興業の岡本社長の謝罪会見が話題だ。
正直ホットな時事ネタを取り上げるのには不十分なほどこの会見はについて知らない。すまない。が、しかしあまり興味もない。
今回話したいのはそこじゃない。
では、何について話すのかというと、
岡本社長の会見が5時間もあったらしいというその1点についてである。
長くねぇ!?
いや、寝ちゃうわ。長いよ。よく記者もそんな長いこと会見に立ち会ってたな。尊敬するわ。すごいな。
これまた聞きかじった話ばかりで恐縮なのだが、どうも記者と社長の話がかみ合っておらず、それで長引いたとかなんとか?らしい。本当だとしたらそれが社長って大丈夫か。
まぁそれは置いといて、今回はここにこそ今日話したいことのエッセンスがある。
謝罪会見するからって我々は5時間も見ちゃあいられないのだ。
おそらく日本人が最もゆっくりしているであろう大みそかの夜中に、笑わせようとする刺客が次々と現れるおもしろハッピー番組でも、トイレだなんだで最初っから最後まで一瞬も逃さずちゃんと見ているひとなんてほとんどいないはずだ。
それが今回みたいな謝罪会見ならなおさら見ちゃいられないのは想像に難くない。(一部これこそを最上のエンタメと感じる人もいるかもしれないが)
だから、メディアに価値がある。5時間もの会見から、要点をかいつまんで数分の映像や数百文字の文章にまとめて発信してくれるメディアがいるから、僕たちはその情報にありつけるわけだ。
たとえるなら、言わばメディアは鮮魚店みたいなものではないか。
情報という一匹の魚を解体し、消費しやすい切り身としてパッケージしてくれるわけだ。
当たり前だけど我々はこのプロセスを忘れがちだ。世の中には魚は切り身のまま海を泳いでいるなんて話を信じる人もいるらしいが、こと情報に関しては報道された情報が切り身だと意識している人は少ない。
だから我々にできることは食べる前にちゃんと「いただきます」って言うことで、、、
あれ、なんの話だっけ?